法律問題コラム

2019/05/05法律問題コラム

自動更新条項による更新と法定更新

住宅等の建物の賃貸借契約には、自動更新条項が付されていることがよくあります。契約期間の定めに続けて「ただし、期間満了の6か月前までに貸主・借主のいずれからも契約を終了させる旨の通知をしないときは、契約は2年間更新されるも […]

2019/02/01法律問題コラム

過去に遡る期間の計算方法

期間の計算方法について、法令に特別な定めがない場合の原則的な計算方法が民法138条以下に規定されています。それによれば、日、週、月又は年によって期間を定めたときは、期間の初日は算入しないが、その期間が午前零時から始まると […]

2019/01/18法律問題コラム

特定物ドグマの放棄と錯誤論の変容

一昨日、民法(債権法)改正に関する大阪弁護士会の研修を受講しました。山本敬三・松岡久和・潮見佳男の三教授による連続講演会という豪華な企画の三回目でした。 いずれの回も、充実した内容でしたが、三回の講演の中で、とくに印象深 […]

2018/06/14法律問題コラム

払戻し済みの預貯金と遺留分減殺請求

特定の不動産の遺贈等について遺留分減殺請求権が行使された場合、遺贈等は遺留分を侵害する限度で効力を失う結果、不動産は受遺者等と減殺請求者との共有になります。この場合の共有が遺産共有でないこと、減殺請求者が権利を実現するた […]

2018/05/06法律問題コラム

弁護士費用特約について

自動車保険に付帯された弁護士費用特約の普及が進み、認知度も上がってきているようです。ご承知のとおり、弁護士費用特約は、交通事故等の被害に遭った場合に、弁護士に相談し、さらには交渉・訴訟を依頼したときに、その費用を保険で賄 […]

2018/05/05法律問題コラム

家賃の消滅時効期間は何年か

家賃債権の消滅時効期間は何年でしょう。 家賃の滞納が半年、あるいは1年も続けば契約を解除して明渡しを求めるのが一般的でしょう。そのためか、滞納が長期にわたった場合の消滅時効については、あまり意識されることがないように思い […]

2018/05/04法律問題コラム

異なる職種への配転命令の適法性

職種が限定されていない一般的な雇用契約の場合、会社の就業規則に「業務の必要に配転を命ずることがある」といった条項があれば、それだけで会社は原則として労働者に配転を命じることができることになります。 労働者にとっては、新し […]

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