個人向け業務
当事務所では、個人のお客様から様々な種類の事件をお受けしております。
とくに下記類型の事件は、力を入れて取り組んでおります。
下記類型以外の事件を取り扱っていないという趣旨ではありませんので、該当する事件類型の記載がなくとも、遠慮無くお問い合わせ・ご相談ください。
※ただし、刑事事件は現在取り扱っておりません。
債務整理
借金を整理して身軽になりませんか?
任意整理、個人再生または自己破産によって借金を整理し、あなたが人生のリスタートをするお手伝いをいたします。
弁護士が受任通知を送ることで貸金業者からの取立ては止まります。そして、任意整理であれば、利息の発生を止めて、毎月支払える金額の範囲内で分割払いをし、元金を返済する合意を試みます。個人再生では、借金を大幅に減額し、残りを原則3年間で弁済する「再生計画」についての認可の決定を、自己破産では借金の全額について免責の決定を、それぞれ裁判所からもらうことを目指します。あなたが置かれている条件に合った整理の方法をアドバイスしますので、お気軽にご相談ください。
解雇
解雇は「客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当として認められない場合」無効とされます。諦めずに弁護士にご相談ください。
使用者は労働者を自由に解雇できるものではありません。
使用者が解雇の有効性を裁判で認めてもらうのは、実は大変困難なことなのです。
解雇については訴訟、仮処分のほか、労働審判によって解決を図ることも今日では有力な解決手段となっています。労働審判は原則として3回以内の期日で終結するものとされていますので、早期の解決を期待できます。
解雇、雇止め、退職強要でお困りの方は、ぜひ影山法律事務所にご相談ください。
残業代請求
「残業代は基本給に含まれている。」「管理職だから残業代は付かない。」・・・様々な理由を付けて残業代の不払いが行われていますが、そのような使用者側の言い分は、裁判では多くのケースで退けられています。諦めずに弁護士にご相談ください。
1日8時間又は1週40時間を超えて残業をすれば、当然に残業代が発生するのが法律の原則です。
請求にあたっては、タイムカードのコピーがあればベストですが、無くても諦めるのは早計です。推計で計算をし、訴訟提起後に相手方からタイムカードを出させることや、場合によっては証拠保全という手続で訴訟提起前に入手する方法も考えられます。
残業代請求をお考えの方は、ぜひ影山法律事務所にご相談ください。
相続
遺産の分割について話合いがつかなければ調停を申し立てることになります。
声の大きな側の言いなりにならないよう弁護士を代理人に立てること、
あるいは少なくとも弁護士に相談をしてから調停に臨むことが、より良い解決のために望まれます。
遺産分割には、ある財産が遺産に含まれるのかどうかという問題に始まって、共同相続人の中に生前贈与等の「特別受益」を得た者がいるかどうか、被相続人の財産形成に寄与するなどして「寄与分」が認められる者がいるかどうか、など法律や判例の知識がなければ何が正しいのか判断できない事柄がいくつも含まれます。
しかし、調停は話合いですので、声の大きな側の言い分に相手方が同意してしまえば、それで一件落着となるものです。そのため、調停委員も勢い、声の大きな側の意見をベースに相手方を説得しにかかることがないではありません。あなたの権利・利益を守り、適正・妥当な分割を実現するために、弁護士に相談すること、できれば弁護士を代理人に付けることが大変有意義です。
遺産分割調停の申立てをお考えの方、遺産分割調停を申し立てられた方は、ぜひ影山法律事務所にご相談ください。亡き被相続人の遺志に反してあなたが不当な扱いを受けることが無いよう、全力を尽くします。
遺言
遺産分割をめぐるトラブルを防ぐため、生前に遺言書を作成しておくことは、とても大切なことです。
そして、遺言書が本当に意図したとおりの効果を生じるものになるようにするためには、弁護士に作成を依頼することが賢明といえます。
故人の生前は仲良くしていたその家族や親戚が、四十九日も待たずに揉め始める・・・といった話は珍しくありません。仲良くしているから「遺言など無くても当然に◯◯への相続を認めてくれるだろう」という安易な期待が家族や親戚の仲を引き裂く原因となるとしたら、とても悲しいことです。とくに、夫婦に子どもが無い場合、夫婦自身はともに相手方配偶者に全部を相続させるつもりでいながら、遺言書を遺さないと被相続人の兄弟に相続分が認められるため、紛争になることがよくあります。
将来必ず発生する相続に備え、事前に遺言書を作っておくことは遺される家族への愛情です。遺言書の作成をお考えの方は、ぜひ影山法律事務所にご相談ください。あなたの意向を丁寧に聴取り、法律的に正しく意向を反映した遺言書を作成いたします。
交通事故
交通事故による人身被害の評価については裁判所の基準があります。
保険会社は、裁判所基準を大きく下回る保険会社独自の基準で算定し、示談金額を提示します。
保険会社の言いなりに示談する前に、一度弁護士にご相談ください。
交通事故は、保険会社の提示する示談金額が低額であることから、弁護士に依頼をして損をすることがまれな事件類型といえます。示談に応じる前に一度はどこかの弁護士に相談されることをお勧めします。もっとも被害者側の過失割合が大きいために裁判をしても賠償額が増えない(自賠責では軽度の過失は無視されるため)といったことが例外的にあります。当職にご相談いただければ、そのようなケースかどうか、また裁判所基準であれば、どの程度賠償額が増えると見込まれるのかなど、丁寧に説明させていただきます。
物損事故のご相談も承ります。
交通事故被害でお困りの方は、ぜひ影山法律事務所にご相談ください。可能な限り最大の被害回復が実現できるよう、全力を尽くします。
弁護士特約について
最近では、自動車保険に弁護士費用特約(通称「弁特」)が付いているケースが多くなりました。弁特があれば、交通事故による損害賠償請求のための弁護士費用については自分の保険で賄うことができますし、弁特を使っただけでは保険の等級が下がることもありません。弁特があるのに使わなければ損です。まずはご自身の自動車保険に弁特が付いていないかをよくご確認ください。
離婚
離婚にあたっては、子どもの親権、財産分与、慰謝料、etc.と多くの問題を解決しなければなりません。
話合いがつかなければ調停を申し立てることになりますが、声の大きな側の言いなりにならないよう弁護士を代理人に立てること、
あるいは少なくとも弁護士に相談をしてから調停に臨むことが、より良い解決のために望まれます。
離婚しようとする夫婦の置かれた状況は多種多様ですが、共通点も少なからず認められるものです。過去の裁判例などから、この事案であれば、概ねこのような解決が妥当という見込みを立てられることが少なくありません。ですが、調停は話合いですので、声の大きな側の言い分に相手方が同意してしまえば、それで一件落着となるものです。そのため、調停委員も勢い声の大きな側の意見をベースに相手方を説得しにかかることがないではありません。あるいは、離婚原因が明確でない事案などでは強引に取下げを求められた、といった話も耳にします。代理人を付けることで、そのような事態を回避することができます。
離婚調停の申立てをお考えの方、離婚調停を申し立てられた方は、ぜひ影山法律事務所にご相談ください。あなたとあなたのお子様の幸せのために出来る限りのお手伝いをいたします。