2016/02/29弁護士雑記帳

準消費貸借による債権の消滅時効期間

売掛金や賃料等、様々な理由で生じた債権の未払いが累積しているときに、累積した未払額を貸し借りしたことにして借用書を差し入れるというケースがあります。法律的には準消費貸借契約(民法588条)が交わされたことになります。 消 […]

2016/02/24法律問題コラム

信用保証は一方的に解約できる?

継続的取引を行うにあたって、取引先から取引によって生じる一切の債務について連帯保証する保証人を付すよう求められるケースがあります。信用保証又は根保証と呼ばれます。 限度額の定めも期間の定めもない信用保証の場合、保証人の責 […]

2016/02/03弁護士雑記帳

「まだ最高裁がある」か

日本の裁判制度は、ご承知のとおり、三審制を採っています。したがって、控訴審で敗訴したとしても、少なくとも手続上は、上告をして争う余地が残されています。控訴審で負けても「まだ最高裁がある」というわけです(一審が地方裁判所の […]

2016/02/02法律問題コラム

委任契約は当事者が死亡すれば必ず終了するか

民法653条は、委任の終了事由として「委任者又は受任者の死亡」を挙げています。すなわち、民法の規定に従えば、委任契約は当事者のいずれかが死亡した場合にはその時点で終了することになっています。委任契約は当事者の信頼関係に基 […]