2021/01/02 弁護士雑記帳
2021年年頭のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。昨年はコロナ騒動により未曾有の困難に直面した年となってしまいました。
緊急事態宣言中は、裁判所も訴訟の期日を原則として全件延期し、新件を提訴しても期日指定されず、「紛争を裁判所に持ち込んでも審理してもらえないなら、もはや法治国家と言えないのではないか」と暗澹たる気分になりました。
今年、騒動が終息するかは予断を許しませんし、下手をすれば新年早々に再び緊急事態宣言発出といった事態になるおそれも否定できません。
ひとびとが冷静に、新型コロナウイルスの危険性の程度とある種のウイルスに対する人間の圧倒的な無力さを認識し、過剰反応を止めて日常に服する日が1日も早く来ることを願ってやみません。
しかし、1人1人の人間は、いずれにせよ置かれた状況の中で最善を尽くしていくしかありません。
今年も裁判所の方針によって翻弄されることがあるかも知れませんが、できることを粛々と行い、依頼者のために最善を尽くしたいと思います。
今日、大阪天満宮に初詣に行き、おみくじを引いたら「大吉」でした。
私はくじ運が悪く、この前に大吉を引いたのがいつだったか、果たして引いたことがあったのか記憶が定かでありません。 今年はきっと、わが事務所の依頼者・顧問先にとって良い年になるでしょう。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。