2019/05/09法律問題コラム
個人根保証契約と極度額の定め
H29年民法改正による改正点には、一般の企業の業務に影響するものも多く含まれています。その1つに個人根保証に関する規制の強化があります。 根保証とは「一定の範囲に属する不特定の債務を主たる債務とする保証」のことです(民法 […]
2019/05/05法律問題コラム
自動更新条項による更新と法定更新
住宅等の建物の賃貸借契約には、自動更新条項が付されていることがよくあります。契約期間の定めに続けて「ただし、期間満了の6か月前までに貸主・借主のいずれからも契約を終了させる旨の通知をしないときは、契約は2年間更新されるも […]
2019/03/03弁護士雑記帳
脊椎がオパールになる頃
昨日(2019年3月2日)、大阪城ホールで行われた米津玄師さんのライブ(※)に子どもたちと一緒に行ってきました。 クラシック以外のコンサートを生で聴いたのは、ほとんど20年ぶりでしたが、来場者の年齢層は幅広く、小さな子ど […]
2019/02/01法律問題コラム
過去に遡る期間の計算方法
期間の計算方法について、法令に特別な定めがない場合の原則的な計算方法が民法138条以下に規定されています。それによれば、日、週、月又は年によって期間を定めたときは、期間の初日は算入しないが、その期間が午前零時から始まると […]
2019/01/27法律問題コラム
支店長・営業所長がする契約の有効性~使用人の代理権(2)
会社間で契約を締結する際、相手方の当事者が代表取締役でなく、「支店長」「営業所長」などの肩書を有する従業員である場合、契約は有効に会社間で成立するのでしょうか。 会社法11条1項は、「支配人は、会社に代わってその事業に関 […]
2019/01/27法律問題コラム
部長・課長がする契約の有効性~使用人の代理権(1)
会社間の取引で契約を締結する際、会社名の下に署名押印する者が代表取締役ではない一従業員(営業部長等)である場合があります。そのような形式でも、契約は有効に会社間で成立するのでしょうか。順をおって考えてみたいと思います。 […]
2019/01/18法律問題コラム
特定物ドグマの放棄と錯誤論の変容
一昨日、民法(債権法)改正に関する大阪弁護士会の研修を受講しました。山本敬三・松岡久和・潮見佳男の三教授による連続講演会という豪華な企画の三回目でした。 いずれの回も、充実した内容でしたが、三回の講演の中で、とくに印象深 […]
2019/01/08法律問題コラム
残業代請求に関するサイトを開設しました
このたび残業代請求に関するサイトを開設しました。URLは下記です。 https://www.zangyodai-osaka.com/ サービス残業の蔓延は、過労死・過労自殺の温床ともいうことができ、その撲滅は喫緊の過大で […]
2019/01/03弁護士雑記帳
2019年年頭のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。 当事務所はお陰様で現在の場所に開設してから今年9月でまる10年を迎えます。これも偏に皆様に支えられた結果です。ご縁のあった全ての方に感謝申し上げます。ありがとうございました。 昨年は […]